毎年11月の下旬に開催される歯科学会。
全米でも屈指のものとして、世界各地より多くの歯科関係者が訪れます。
会場はマンハッタンの西側、ハドソンリバー沿い34丁目に位置する Jacob K Javits Convention Center(右)というとても大きな会場です。
私は1986-1990年までニューヨークに留学していたので、その間は毎年、そしてその後は数年に一度はこの学会に参加していろいろな事を学んでくるようにしています。
歯科界において現在最も主流となる考え方、テクニック、材料、器材等の情報が会場のあちこちで手に入れることができます。また、いろいろな国から来た歯科医師、衛生士と気軽に会話を交わすことができ、こんな時にもたくさんの事が勉強になります。
Greater New York Dental Meetingに参加して  みなさんは、どのように思われているかわかりませんが、現在の日本とアメリカの歯科技術に関する”差”というものはまったくないと言ってもいいと思います。そんな中、今、世界的にみて流れは確実に”予防”という方向に向かい、そして”審美”に関してもどんどんと注目度は高まっています。
 しかし、いつも思っていることですが、今回もこの学会に参加して技術的な”差”はないにもかかわらず、日本人とアメリカ人の”予防”や”審美”に対する意識の”差”は相当な開きがあると再度感じさせられました。日本でも特定層ではアメリカ並みの意識を持った方はおられますが、まだまだ全体的に見ると低いと言わざるをえません。
 これからは日々の診療の中でも、少しでもみなさんに口元への関心を高めてもらえるように、更に頑張って行こうと気持ちを新たにする事ができました。
その他の写真
宿泊はリンカーントンネルを渡ってすぐのニュージャージー州。
そこからはレンタカーで通ってました。
(向こうに見える高い建物はエンパイアー・ステイト・ビルディングです。)
あの有名なロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯はまだでしたが、マンハッタンではサンクスギビング、クリスマスのどちらの雰囲気も味わえました。
グラウンド・ゼロを覆う壁にはまだまだこんなところがいっぱいありました。
グランド・ゼロ周辺です。あちこちに星条旗がありました。
私が留学時代から好きだったピザ屋さんです。
今も変わらずおしかった!